アミルカレ・ポンキエッリ:「ラ・ジョコンダ」全曲
ヴェルディとプッチーニの間に書かれた名作。華麗なる水の都ヴェネツィアを舞台に歌姫ジョコンダの報われぬ恋を描く。イタリア夏の風物詩、ヴェローナの闘技場における野外音楽祭。粒ぞろいの歌手にピッツィの美意識あふれる舞台、本当の火を使ったスペクタクルな船のシーンが見物である。ミラノ・スカラ座のエトワール・ダンサー、ロベルト・ボッレが出演するバレエ・シーン「時の踊り」にも注目。