涙でいっぱいになったペットボトル -カンペの手紙-
幼い頃、韓国の貧民街で生まれ育ったシングァンは病床の父を抱え、食事すらままならない生活を送っていた。そんな中、ただ一人優しくしてくれたユンジャおばさん。父の死後、母親を探して渡った日本でシングァンは田内慎二と名乗り闇社会の住人となっていた。金と権力を手に入れたシングァンは、癌に冒され死を待つユンジャおばさんのため、生き別れた娘・ミンジュを探し出すのだが…。