ゾディアック〜十二宮の殺人〜
南仏の大富豪ガブリエル・サンタンドレはある日、脅迫状を受け取る。脅迫状には、“ノストラダムスの予言”の一部「親の犯した罪を子どもが償う」という言葉と共に、占星術用のゾディアック(黄道十二宮)のマークが記され、さらに、27年間その存在を隠し続けた娘・エステルの写真が添えられていた。米国留学中のエステルの身を案じたガブリエルは、彼女を正式に認知し、家族に迎え入れようとする。